Art de Vivre-人生をアートするプロジェクトの事業内容
1)Theatro Acting Training
演劇的なゲームと音楽を取り入れながら、非日常の空間の中で新しい自己発見及び開発のプログラムである。これに関しては2010年3月に、東京神田駿河台のアテネフランセで第一回目ワークショップを既に開催した。この時は、近い将来海外(特にフランスを中心としたフランス語圏)に留学を予定している人への、海外でもアクティブに自分を表現出来る様になる為のプログラムにした。つまり、このように受講したい人たちのモティベーションとターゲットに合わせて、オーダーメイドプログラムで内容を提供する事ができる。
特に日本人の固有の弱点である、異文化の人たちとのコミュニケーション能力の低さは、文法中心の受験用外国語教育の弊害として、顕著な問題である。21世紀の国際的な日本人に成って行く為には、語学の専門的なスキルも大事であるが、もっと大事なのは、相手と心が響き合いながらの、本質的なコミュニケーションが出来る感性を磨く事である。Naomi B Sauvage が独自に編み出したこのトレーニングは、マニュアル重視の企業教育の中で、全く新しい発想とユニークさで好評を得ている。
2)Seventh Sense Event
« 心の核なるエナジー(Dorée Kami)の連動と融合 »をテーマに、音楽、演劇や映像等を中心としたステージを開催する。 開催場所も、毎回テーマに合った地を選び、その場に集まることで、人と人のパワー連動のスポットになって、感性が解放される様なイベントにする。場所探しは、その為の大変重要な要素である。 « セヴンスセンス »とは、第六感をさらマネージメントして行く感性のことで、ただ単にスピリチュアル系のイベントによくあるような現実逃避型の夢物語的なイベントに終わる事無く、現実ときちんと向き合いながら、客観的に、自分の開かれた感性を 高められる様な、イベント内容になるようにすることが重要。
3)Art de Vivre のコンセプトの浸透
*Naomi B Sauvageのこれまでの経験をベースにしたメッセージを本にしていくことで浸透させる。
*ソーシャルネットワークサービスを(SNS)をフルに活用することで、インターナショナルなネットワーキングもしつつ、 フォローしてくれる賛同者を拡大拡充していく。
*2010年6月にパリ専門の出版制作会社「Press Paris」編集長である竹内和司さんとNaomi B Sauvageが立ち上げた『パリの日実行委員会』が開催した第一回目のイベント(パリに学ぶ、カフェ時間の使い方)を今後も継続させながら、毎回、身近で興味のあるテーマを選び、パリの生き方のソフト提供しながら、 アートデュヴィーヴルも広げて行く。
*2010年の「パリの日」開催の中で、マヌーシュジャズのギターを弾いてくれたミュージシャンらとコラボしながら、日本語で歌う日本のシャンソンではない、フランス語のヌーベルシャンソンのライブを開催する。この音楽をとうして、リアルなパリをしってもらいながら、アートデュヴィーヴルも広めて行く。
*フランスの有名ブランドの、日本の販売店で働く女性達を対象に、パリジャンの生き方の思想を理解してもらう為のレクチャーを開催する。Naomi B Sauvageの約21年間になるフランスパリを中心とした海外生活の、実体験から語られる内容は、説得力とインパクトがあり、販売員の質向上に貢献することによって、アートデュヴィーヴルを広めて行く。簡単なフランス語の挨拶なども必須事項になるであろう。
Message from Jay Gottlieb (http://jaygottlieb.free.fr/) The extraordinary painter Paul Klee once said, "Genius is the error in the system." The system. The box. The codes. The routine. The expectations. And then came along Plato, Dante, Praxiteles, Moses, Buddha, Pythagoras, Copernicus, Bach, Kant, Einstein, Joyce, Picasso... and the five-year-old child whose creative fantasy knows no bounds. The fact that great art exists tells us that we have guardians out there--artists, the prophets among us, scanning horizons we cannot see. ("The task of genius is to keep the miracle alive."--Henry Miller) One is overwhelmed by their display of sheer imagination, of fantasy; of the sense of play, the constant freedom to think new, take chances--to have fun, in the deepest sense of the word. It is a great lesson, not only in art, but in living, because it is such a stimulus and exhortation for every one of us who views it to refresh our thinking and our attitudes, to cultivate our fantasy. The life of the spirit precedes and controls the life of exterior action; the richer and more creative the life of the spirit, the healthier and more productive our society will be. This sixth sense has always been the guide for the greatest artists... and livers of life. The truth is too simple for intellectuals. The only means of strengthening the intellect is to make up one's mind about nothing--to let the mind be a thoroughfare for all thoughts. |
Art de Vivre – 人生をアートするプロジェクトのミッション
人生をアートするとは、只日常生活の中で音楽を聞く時間を多くするとか、観劇の機会を増やすとか、芸術家との交流を広げるとかいうことではありません。 勿論それも大切な生活の一部分ではありますが、私のプロジェクトはその為のものではありません。私の考えるアートデュヴィーヴルプロジェクトとは、貴方自身が人生のアーティスティックディレクターであり、プロデューサーでもあるという意識にたって、貴方を取り巻く社会や会社や諸々のコミュニティーの為に、貴方がいるのではなく、貴方の為にそれらのすべての環境があるという、パラダイムシフトをドラスティックに促す為の、意識変革のプロジェクトなのです。
日本は、戦後急速で急激な進歩と、奇跡的な発展を遂げて、経済大国の仲間入りをいたしました。物質的には恵まれた環境の中で生活しているにもかかわらず、10年連続して自殺者数が3万人を超えています。これは日本特有の閉塞感による社会現象なのでしょうか?それともある種の世界的な現象なのでしょうか? 私は、これは世界的な大きなパラダイムシフトのプロセスの中で、古いパラダイムと新しいパラダイム=つまり破壊と創造の、拮抗したエナジーが生み出しているカオスの現象なのではないかと考えています。西洋的独占型のアイデンティティーを正統化する為の価値観なども、インターネットの発展と共に形骸化していき、結局本質的なエネルギーの覚醒と連動が高い意識で繋がって行く兆候なのではないでしょうか。 21世紀は東洋的な融合の世界を、いよいよ創造出来るかもしれないチャンスの時だと直感しています。勿論それをさせまいとするパワーも彼らの存続を賭けて、益々エスカレートすることでしょうが、この潮流が本物だったら、止められないでしょう。 自己のレゾンデートルに固執し、社会での既得権に執着する古い体質よりも、自由な有機体として、宇宙の中の、地球上の住民として、アメーバ的に繋がったり離れたりしながら、メッセージを送り合い共有し融合し合える、新人種への進化の途中だと考えたら、日本で起きている現象は、ネガティブな事だけではなく、実は未来の人間のありかたとして、もしかしたら、最先端のポジティブな現象なのかもしれないのです。名声や権威も追い求めて、がむしゃらに生きることより、もっと大切な事があるという無言の抵抗とも言えるのではないでしょうか? マスコミによるネガティブキャンペーンに、眉をひそめて悲壮的に成るよりも、その深層に眠る大いなる新時代の潜在力を、私は期待したいのです。何故なら、日本人こそが、その希有な融合の歴史を、太古からさりげなく繰り返して来た人たちの、末裔のはずだからです。
アートデュヴィーヴルのプロジェクトで、虚構の権威で作られた社会の本質を見抜く眼を養い、直感力を高め、自分の未開発な感性を呼び戻し、磨き上げ、新時代を開く存在としての、コミュニケーションの在り方を考察追求しながら、日本発の東洋的融合の為のムーブメントとして、展開して行きたいと祈念しております。自分自身の中のエナジーの源泉 « Dorée Kami »を燃やし続けながら、魂の歴史の中の、本質的なテーマと対峙しながら、答えのない « クエスト »の旅を始める事、それが本当の人生をアートする旅の始まりだと確信しています。この勇気ある旅に出る為の準備のトレーニングや、サポートをあらゆる角度からする為のプロジェクト=それがアートデュヴィーヴルプロジェクトです。私の今までの、経験とネットワークのすべてを総動員して、このプロジェクトに精魂を注ぎたいと。これが私のミッションです。
最後に、アルバート・アインシュタインの言葉を贈ります。
「人類は « 宇宙 »と呼ばれる全体の一部であり、時空の限られた一部分である。それ以外から隔てられた何かとして ….意識がつくりだす一種の視覚的妄想である。この妄想は、われわれを、個人的な欲望と、ごく身近な人たちに対する感情へと閉じ込めてしまう、ある種の牢獄である。我々の任務は、自らをこの牢獄から解放することでなければならない。共感の輪を広げ、すべての生きとし生けるものと、その美において、すべての自然を抱きしめることによって。」
(翻訳 /明治大学人類学,意識研究・蛭川 立)